メンテナンス必要性を90%が感じるも、60%は未契約
株式会社グッドフェローズは11月30日、太陽光発電を購入もしくは購入を検討したユーザー133人を対象に行った「太陽光発電所とメンテナンスに関するアンケート調査」の結果を公表した。同社は、太陽光発電など次世代エネルギー業界の調査・研究を行う「タイナビ総研」を運営している。
調査は、太陽光発電を購入したか購入を検討したことのある全国のユーザー133 名に対し、この9月にインターネットでアンケート調査を行ったもの。
この結果、太陽光発電所有者のうち90%はメンテナンスの必要性を感じているものの、その60%がメンテナンス契約をしていないと回答し、費用等を考えメンテナンス契約に踏み切れていない人が多いことがわかったという。
トラブル発生有りは4人に1人、売電損失も
太陽光発電所有者に対し、発電量が落ちるなどのトラブル発生有無を聞いたところ24%の人が発生したと答え、その内容はパワーコンディショナーの故障・停止が最も多く、次いでブレーカーの故障・停止が多く見られた。
この中には、『ブレーカー部分の溶接不良で、ショートして落ちたことがあった』という回答もあり、発電所の施工時点での施工瑕疵により、後に売電損失に発展した人もいた。
メンテナンス契約をしている人にメンテナンスメニューに何が含まれるかを質問したところ、定期点検(93.1%)、発電量モニタリング(86.2%)のほか緊急対応と除草対策が各70%以上で続いたが、パネル洗浄は55.2%とメニューに含まれていない人が多かったとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社グッドフェローズ プレスリリース
http://www.tainavi-soken.com/pressrelease/images/pdf/タイナビ総研
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