ファンド「RJAエナジー投資事業有限責任組合」を年内に
日本アジア投資株式会社(JAIC)は11月30日、メガソーラープロジェクトを投資対象とするファンド「RJAエナジー投資事業有限責任組合」を、自然エネルギー発電所の開発会社および国内大手金融機関とともに年内に設立すると発表した。
この主な投資対象は、同社にとって初となるメガソーラー発電所の建設・運営プロジェクトで、ファンドの出資総額は32億円を予定、金融機関からのプロジェクトファイナンスによる調達資金を加え、投資総額は180億円程度になる計画という。
長期安定運用利回りが期待できる金融商品として提供
同社は、「インカムゲイン志向型投資」を新たな収益の柱の一つとすべく、長期的に安定した収益が見込まれるメガソーラー発電所の建設・運営プロジェクトへの投資を積極的に手掛け、これまでのプロジェクト開発実績は、企画中の案件も含め18件、85.9MW に達する。
また昨年12月には、プロジェクトへの投資資金調達のため新株予約権を発行、累計で15億円を調達している。
同社では、メガソーラー発電事業への投資を安定収益拡大につなげるものと位置付け、他の投資家に向けた案件も開発することでさらなる収益機会の拡大を目指すとし、為替リスクが無く長期安定運用利回りの期待できる金融商品として、出資者に提供するとしている。
(画像はJAICホームページより)

日本アジア投資株式会社 ニュースリリース
http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20151130_2.pdf