消費電力削減とCO2排出抑制を目指す
イオンモール株式会社は、太陽光発電設備やLED器具を採用した新店舗を、中国の浙江省杭州市にオープンしたことを発表した。
イオンモールでは、「人と環境に配慮したモール」の実現のため、環境保全活動に取り組んでおり、今回開店した「イオンモール杭州良渚新城」店においても、様々な工夫がされている。
具体的には、晴天時には約30キロワットの電力を創出できるソーラーパネルを設置して太陽光発電に取り組むとともに、温水パネルを設置し、館内の給湯に利用。
また、館内共用部の照明や外部サインのすべてにLED(発光ダイオード)を使用することによって、消費電力の削減やCO2排出抑制に努めている。
さらには、敷地内に電動バイク充電エリアを設け、145台分の充電器を設置するなどによって、中国の建設省が認証する環境性能評価基準である「緑色2星」を取得している。
地域の特色と調和した建物デザイン
イオンモールでは、中国において、浙江省および江蘇省を重点エリアの一つとして出店を進めており、このエリアでは、江蘇省蘇州市の「イオンモール蘇州呉中」と「イオンモール蘇州園区湖東」に続く3モール目の出店となる。
モールの特徴としては、まず、「自然を纏う建築」をテーマに、水の流れをイメージした一体的なファザードや壁面緑化などの、最新の建物デザインを施された明るく開放的な空間になっていることである。
また、「日本式のおもてなし」と「すべての人に心地いい」という最新のユニバーサルデザインを採用、施設内はすべてバリアフリーで、ゾーンエリアを色分けしたり、モール空間の形や色、サインの向きや色使いなどを工夫したりしている。
(画像はプレスリリースより)

イオンモール株式会社 ニュースリリース
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