同時に洋上風力発電設備の建設を開始する
グローバルに事業を展開する住友商事株式会社および欧州住友商事会社は、洋上風力発電事業の開発運営会社であるパークウィンド社等と共同で開発中の、ノーベルウィンドファームプロジェクトにおいて、プロジェクトファイナンス組成を10月21日に完了し、それにより洋上風力発電所の建設を開始した。
総事業費は約880億円を見込む
同プロジェクトは、北海海域のベルギー沖約45キロメートルにおいて建設を進めてきたもので、住友商事は2014年6月に事業参画している。
約880億円が見込まれるプロジェクトの総事業費に、住友商事は約4.6億ユーロ(約620億円)のノンリコースプロジェクトファイナンスを組成し、2017年末の完工を目指す。
洋上風力発電設備となる風力タービンは、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社の合弁会社であるデンマークMHIヴェスタス社から、大型となる出力3,300KWタイプの「V112-3.3」を50基調達する。
同ウィンドファームの事業期間は、工事完了後から20年間を予定。総発電出力は16.5MWとなり、その電力量は約18万6,000世帯分をまかなうに十分な電力供給量となる。またウィンドファームにより発電された総電力は、長期契約に基づきベルギーの電力会社に売電される。
(画像はニュースリリースより)

住友商事株式会社 ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=28992住友商事株式会社
http://www.sumitomocorp.co.jp/