自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月06日(火)
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太陽光発電所を設置するのに最適な場所

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太陽光発電所を設置するのに最適な場所

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自然エネルギー発電所
化石燃料だけに頼る発電の時代から、他のエネルギー資源による発電の開発導入が進められる時代になりました。原子力発電や自然エネルギー発電が次代を担う予想ですが、リスクを考えると原子力発電の導入を懸念する国もあります。一方、再生可能な自然エネルギーの開発に関しては多くの国が積極的に研究開発に取り組み、導入を実現させています。

太陽光発電所
世界各国で増加しつつある自然エネルギー発電は、国土的、地理的、気象的条件により模索され、その国にとって最適の自然エネルギー発電所が導入されているようです。日本の場合は、太陽光、風力、水力、バイオマス、潮力等の自然エネルギーのなかで、一般化がより早く、導入事例がより多いのが太陽光発電です。太陽光発電所の設置にふさわしい場所の獲得が、他の自然エネルギーに比べて容易ということでしょうか。いったい、太陽光発電所設置に最適な場所とはどんなところでしょう。

メガソーラーの設置場所
太陽光発電所は規模や形態は様々ですが、全般的に共通して求められる最適な設置場所とは、日照が豊かで晴れている日が多く、塩害や豪雪、風雪の起きにくい場所です。つまり、資源の性質上まずは気象条件です。

ところで、太陽光発電所には地上設置型と建物設置型に大別されます。では、地上設置型で大規模太陽光発電メガソーラーにとって最適な場所とはどんなところでしょう。気象条件の他には、まず、大きな出力を目的とするための広大な土地のある場所、次に、整地コストを必要としない地形の場所、また、周辺に影ができる山林や建物のない場所、電力需要地に近い場所、高圧送電線が近くにある場所、等があげられます。建物設置型発電所の場合は、その場所がもとより最適との認識の上で設置されます。気象条件を満たしていたら、むしろそこしかない。なぜならば、事業体社屋ビルや住宅の屋根に設置される発電設備は需要場所に直近、そのため合理的であり効率的なのです。

あらゆる面でベストな太陽光発電所設置場所が限定できても、もちろん事業性の確保も可能との結論が出たとしても、それだけでは導入は実現しないことがあります。特に、大規模なメガソーラー発電所は、その場所の地域、自治体の容認が得られなければ導入は実現しません。周辺の社会に何かしらの寄与をもたらす存在であることが望ましいのです。大規模太陽光発電所設置の最適な場所は、気象条件、地理的条件、事業的条件を満たし、加えて社会性を発揮できるシステム要素があるところ、と言えます。
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