年間設備利用率20%超を実証
フジプレミアム株式会社は、同社が参画するコンソーシアムが、北海道庁「平成27年度環境・エネルギープロジェクト形成促進事業」および札幌市「札幌型環境・エネルギー技術開発支援事業」に採択されたことを発表した。
このコンソーシアム事業では、フジプレミアムの追尾式太陽電池システムと、横浜市に本社を置くPVG Solutions株式会社の両面発電太陽電池を利用した太陽電池モジュールを組み合わせて設置する。
これにより、北海道の積雪と冷涼な気候の中でも、年間設備利用率が20%を超えることを実証し、積雪寒冷地の再生可能エネルギーの利用を促進することを目的としている。
今年度中に、北海道科学大学敷地内にシステムを設置して実証を開始する予定。
積雪を克服
フジプレミアムの追尾式架台は、積雪時に、地面に対して垂直方向にモジュール面を制御して、モジュール面への積雪をゼロに抑えることができる。
また、PVG Solutionsの両面発電太陽電池は、垂直時でも両面で発電できるため、冬季の発電ロスをゼロに抑えることが可能だ。
こうした製品の特長を組み合わせることによって、今回のシステムは、従来システムと比較して、高い効率発電と設備利用率を実現している。
(画像はプレスリリースより)

フジプレミアム株式会社
http://www.fujipream.co.jp/北海道ホームページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/