WWFとのパートナーシップ下で
アメリカ合衆国オハイオ州に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は9月21日、2020年までに同社施設からの温室効果ガス絶対排出量の30%削減を目指す新たな目標を発表した。
これは、世界自然保護基金(WWF)とのパートナーシップの下で設定されたもので、新たな目標は最新科学に基づき、気候変動に影響を与える温室効果ガスの排出量を最小限にとどめるための同社の取り組みを大きく前進させるものとなる。
気温上昇摂氏2度未満に
同社は最新の科学的研究結果を考慮して30%の削減という目標を設定した。
この目標によって同社は地球の気温上昇を摂氏2度未満に抑えるという国際的な取り組みに貢献するとしている。
また同社は、省エネと再生可能エネルギーの利用拡大が、温室効果ガス排出量の削減につながるだけでなく、コストの削減と消費者に好まれるブランドとなるための革新的なソリューションの開発を促すとの考えを示した。
さらに同社は、WWFのクライメート・セイバーズ・プログラムに参加し、リーダー企業による気候変動対策での連携と加速を促すとしており、省エネを重視し、再生可能エネルギーの利用を拡大することにより新目標を達成する計画であるとした。

P&G プレスリリース
http://news.pg.com/press-release/