自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月06日(火)
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こんなのもあるの?奇想天外な発電方法!

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こんなのもあるの?奇想天外な発電方法!

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多種多用な発電方法
みなさんは発電方法といったら何が思いつくでしょうか。従来の化石燃料を使用した「火力発電や原子力発電」、近年普及し始めた自然エネルギーを使用した「太陽光発電や風力発電」などが真っ先に思い浮かぶかと思います。

しかし、世の中には想像の範疇を超えた発電方法があります。そしてその一風変わった発電方法が思わぬ効果をもたらしている場合もあるのです。今回は世の中に実在する変わった発電方法を紹介します。
テクノロジー
変わった発電方法
1.通勤ラッシュ電力
JR東日本が東京駅で行った実験です。駅の改札の下にある発電床は、振動が与えられることによって電気が発生する仕組みになっています。そのため、人が改札を通るだけで電気が生まれます。これまで過去3回発電床の実証実験が行われており、今後は駅の自動改札機や電光掲示板などに使われる電量をまかなうことを期待されています。

2.うどん
香川県の「ちよだ製作所」では、一種のバイオマス発電方法としてうどんが使われています。香川県では、廃棄されるうどんが年間1000トン排出されます。これに目をつけた同社は、使われなくなったうどんのメタンガスから発電する仕組みを作り、年間18万kWが発電されています。

3.牛力
近年では、牛の排泄物を利用したバイオマス発電が行う農場が増えています。牛の排泄物を発行させてメタンガスを生成し、発電機に入れることで電気を生み出しています。また、牛の体温やゲップを発電に利用する方法もあり、牛力発電は意外に実用性が高いものになっています。

4.空中風力
アメリカの風力発電ベンチャー企業の「アルタエロス・エナジーズ」は、空中に浮かぶ風力発電設備を開発している最中であり、今後実用化に向けて取り組みが行われています。上空にあげることで、安定して強い風を受けることができるのが最大の長所です。日本の三菱重工やソフトバンクからも投資を受けており、期待されている事業です。

5.宇宙太陽光
空中を飛び越え、宇宙で太陽光を発電するシステムが開発されようとしています。宇宙では地上の約10倍の太陽エネルギーを受けられると考えられており、実用化が実現すれば膨大なエネルギー生産が可能になります。現段階ではまだ多くの課題が残っていますが、事業は着実に進められており、今後の動向が注目されるところです。

次々に新しい発電方法が生み出されていく
ここ数年間で新しい発電方法がいくつも誕生しています。中にはまだ実用化にはいたっていないものもあり、今後の実用化されることが注目されています。数年後にはまた新たな発電方法が生み出され、私たちの生活に大きく影響してくることになるでしょう。
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