京セラTCLソーラー新たに福島にメガソーラー建設
京セラ株式会社と東京センチュリーリース株式会社の共同出資により設立された京セラTCLソーラー合同会社は、福島県いわき市にて「福島・田人(たびと)メガソーラー発電所」の建設を、9月16日から開始したと発表した。
同発電所は同社が事業主として建設され、設計・施工は株式会社九電工が担当、2019年9月を完成予定としている。
原発廃止で不足する電力を補う太陽光発電
同発電所の建設予定地は、2011年の東日本大震災と原発事故の影響で、2012年に廃業した田人カントリー倶楽部の跡地を利用したもので、地元の地権者から賃貸借契約により取得。
同発電所は、広大なゴルフ場跡地の有効利用と地域の活性化を求める、入旅人牧野利用農業協同組合などの地域からの声に応えるべく建設される。
総出力は27MWで年間での予想発電量は約3,262万kWhとなり、一般家庭の年間電力消費量では約10,000世帯分をまかなう事ができる見込みである。なお発電された電力は、東北電力に売電予定。
同社は、2012年8月の設立より3年間で、全国で27ヵ所の太陽光発電所を運営し稼働さる実績を持ち、今後も再生可能エネルギーの普及と推進により、環境保護と共に循環型社会の形成に貢献していくとしている。
(画像は京セラ株式会社より)

京セラ株式会社 ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/topics/2015/0902_rome.html京セラTCLソーラー合同会社(東京センチュリーリース内)
http://www.ctl.co.jp/service/finance/solar.html#link04