中国の太陽光発電システムインテグレーション企業
中国の大手太陽光発電システムのソリューションカンパニーである、トリナ・ソーラー社は、出力230ワット、セル変換効率17.4%の単結晶小型モジュール「SPACEMAX」を、日本の住宅市場に向けて発売することを発表した。
軽量で小型、高い発電効率
「SPACEMAX」は、同社としては初めての48セルの小型モジュールとなっており、欧米に比べて設置面積が限られる日本の屋根に最適となるように開発されている。
重量が11.8キログラム、大きさは、1332ミリメートルx992ミリメートルx35ミリメートルと、軽量・小型であるため、屋根への荷重負担が軽減するのとともに、設置の際の時間やコストも削減が可能となった。
また、PERC(Passivated Emitter and Rear Cell:裏面不動態型セル)テクノロジーの採用により、より多い出力と、より高い発電効率が可能となり、太陽光が弱い状況でも優れた性能を発揮することが実現されたのも、大きな特長といえる。
太陽電池セル上の電流の通り道であるバスバーを5本とする最新技術も搭載。これにより、直列抵抗の削減、CTM (セル対モジュール)効率の向上、信頼性の強化を実現した。
この技術は、同社の60セル多結晶モジュール「Honey Plus」と、単結晶モジュール「Honey M Plus」にも使用されており、引き続きの採用となっている。
(画像はトリナ・ソーラー社製品情報より)

トリナ・ソーラー
http://www.trinasolar.com