2つの日程で開催
福島県は、農村振興課主催で、ソーラーシェアリングといわれる営農型発電の相談コーナーを開設することを発表した。
第1回目は、9月11日(金曜日)と12日(土曜日)、福島県農業総合センターで行われる「農業総合センターまつり」会場内に、相談コーナーを設置。
第2回目は、10月28日(水曜日)と29日(木曜日)、ビッグパレットふくしまで行われる「Reifふくしま2015」会場内に、相談コーナーが設けられることになっている。
農村地域の振興策として注目
ソーラーシェアリングとは、農地に支柱を立てて上部に太陽光パネルを設置、農業を行いながら売電収入も得て、安定した経営を実現していくもの。
従来、農地で太陽光発電を行うことは認められていなかったが、2013年4月1日に農水省から「営農を継続しながらの太陽光発電設備の農地転用について」のガイドラインが公表されたことにより、規制緩和の一貫として国が「営農に資する限りにおいて耕作を継続しながら太陽光を行う」を容認したといえる状況だ。
こうした動きを受け、農村地域の振興策として、ソーラーシェアリングに対する注目が高まっている。
福島県のホームページでは、「太陽光発電(営農型発電)ってなに。儲かるの?」や、「営農に支障はないの。パネルの下で作物は本当に育つの?」、「やってみたいけど、手続きが分からない」などの疑問に対し、実際に設置を経験した相談員が対応するので、気軽に来訪することを勧めている。
(画像は開催案内チラシより)

福島県
http://www.pref.fukushima.lg.jp福島県再生可能エネルギー推進センター
http://www.fre-net.jp/?p=4438