太陽光発電は手に届く範囲にある
みなさんは「太陽光発電」と聞くと、どういうイメージを持たれるでしょうか。おそらく、太陽光発電は電力会社が行っており、一般の人にはなじみがないものというイメージが強いかと思われます。しかし、太陽光発電は自作で作ることが可能なほど身近なものなのです。特に大型の太陽光発電所キットは土地さえ確保することができれば様々なメリットをもたらします。
自作の太陽光発電キットを持つメリット
大型の太陽光発電自作キットを持つことのメリットとしてまず、電気代をカットできることが挙げられます。多くの一般家庭の場合、電力会社と契約を結び、料金を支払う代わりにその電力会社から電気を供給してもらっています。しかし、自作の太陽光発電キットを使用した場合、太陽光発電で得た電気は自宅の電気として使われます。そのため、太陽光発電キットが稼動している日中にかかる電気代は節約されることになります。
次に、自作の太陽光発電キットを使用した場合、余った電気を電力会社に売電できることも大きな利点です。通常、電力会社に料金を支払い電気を供給してもらっているところを自足自給できるようになるため、必要なくなった分は高い価格で電力会社に買い取ってもらうことができます。さらに、自宅で発電した電気を使用せずに売電した方がより大きな利益になるため、省エネを心がけるようになります。そのようになると、さらに電気代をカットすることができるようになるので一石二鳥です。
太陽光発電キットの注意点
このように、自作の太陽光発電キットを持つことには様々なメリットがありますが、その分注意しなくてはいけないこともあります。まず、大型の太陽光発電キットを設置するためには広い土地を確保する必要があります。そのため、土地探しから始め、様々な手続きを行うという手間のかかるプロセスがどうしても必要になります。
また、蓄電することができないという点も注意が必要です。太陽光発電キットを使用する場合、日中の電気代は節約することができますが、蓄電ができたいため夜間は電力を供給してもらう必要があります。その対価として売電ができるという仕組みになっています。
今後の太陽光発電
2016年に電力自由化することを考えても、自宅で太陽光発電をする価値は大いにあります。電力自由化が実現することでこれまで電力会社だけが提供していた電気を誰でも自由に売ることができるようになります。今までよりいっそう自作で太陽光発電を持つことの価値が増すので考えてみてはいかがでしょうか。