発電施設増設で合計出力3,890kWが稼働
石油を中心としたエネルギー関連事業を手掛ける出光興産株式会社は、既に稼働している太陽光発電施設「門司メガソーラー」に新たに990kW分を増設し、8月より稼働を開始すると発表した。
同社初の太陽光発電施設の運営となった門司メガソーラーは、同社が福岡県北九州市門司区に保有していた遊休地(敷地面積10.4万平方メートル)を利用して、2013年5月に建設が始まった。そして2013年11月1日から、2,900kWの発電出力で運転が始められていた。
そこに今回990kW分の発電設備の増設をし、合計出力3,890kWのメガソーラーとして活動を開始した。発電された電力の売電先は、出光グリーンパワーおよび九州電力となっている。
エネルギーのベストバランス および国内資源の活用に貢献
同社は従来の国外資源による発電だけでなく国産資源である太陽光を絡め、日本のエネルギーのベストミックスを構築し国産資源の確保を目的とする。
また太陽光だけでなく、地熱や風力そして木質バイオマスなどの再生可能エネルギー事業を拡大していくと表明した。
同社のメガソーラー発電事業には門司発電所の他、福島県いわき市の小名浜発電所(1,320kW)、兵庫県姫路市の姫路発電所(10,000kW)がある。
(画像はプレスリリースより)

出光興産株式会社 ニュースリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2015/150803_2.html日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=392753&lindID=5