NPO法人と協働
武蔵野銀行は、埼玉県内のNPO法人「非電化地域の人々に蓄電池をおくる会」と協働して、使用済み蓄電池を再生して有効活用する取り組みをスタートさせた。
NPO法人「非電化地域の人々に蓄電池をおくる会」は、国内のデータセンターや通信事業者から、使用済み蓄電池を引き取って再生する事業を行っており、今回のプロジェクトでは、武蔵野銀行から、店舗で使用済みとなった蓄電池107個を有償で譲り受け、再生を施すもの。
オフグリッドの非常用電源にも
再生処理をされた蓄電池は、太陽光発電システムとの併用によって、昼間に発電した電気を蓄電し、日常生活の電力として利用ができる。
また、震災後に重要性が認識されている、送配電系統と繋がっていない電力システム「オフグリッド」の状態でも、家庭や施設で電力を使い続けることが可能になるのだ。
共助社会づくりへの取り組み
今回の取り組みは、武蔵野銀行が、2014年7月に埼玉県との間で締結した「共助社会づくりのための協力に関する協定」に基づいて実施され、「共助の取り組みマッチング事業」と銘打たれた、社会の課題解決に取り組むNPO法人などと、社会貢献意欲のある専門家や企業を結びつける事業に協力するもの。
武蔵野銀行では、今後も、地域に根ざす企業市民として、持続可能な社会の形成の推進に積極的に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)

武蔵野銀行
http://www.musashinobank.co.jp非電化地域の人々に蓄電池をおくる会
http://www.offgrid-child.com/