三菱UFJリース、SBエナジーと共に発表
三菱UFJリース株式会社とSBエナジー株式会社は21日、鹿児島県姶良郡湧水町の公有地に建設を予定される「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」の事業主体、「鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社」に三菱UFJリース株式会社が出資し事業計画に加わることを、両者の間で合意したと発表。今後も自然エネルギーの普及・拡大を目指す方針を示した。
運転開始は2017年度中の予定
「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」の建設については、ソフトバンクグループ内で自然エネルギー事業を担当するSBエナジー株式会社が7月1日に既に設置を発表している。
建設される大規模太陽光発電所(メガソーラー)は、姶良郡湧水町が所有する約51.4万平方メートルの公有地に建設される。
同公有地は、鹿児島県北部の栗野高原リゾートの名称でゴルフ場の建設を計画し工事に着手予定だったが、事業者のダイア建設株式会社が民事再生法の適用を申請したことに伴い、現実には工事に入らぬまま頓挫。その為湧水町が買い取り保有していたもの。
同発電所の概要としては、太陽電池容量を表す最大出力規模は約3万2300キロワット、初年度年間予想発電量は一般家庭の年間電力消費量、約1万34世帯分に相当する年間約3612万3000キロワットとなる。同太陽光発電所の営業運転開始は2017年度中を予定している。
出資比率は同率の両社50%
なお同太陽光発電所は設立をSBエナジーが担当、三菱UFJリースの出資し事業計画に加わる「鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社」が運営を行う。同合同会社の出資比率はSBエナジー株式会社が50%、三菱UFJリース株式会社が50%と同じ比率となっている。
鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社の概要として、正式名称は鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社。所在地は鹿児島県姶良郡湧水町木場字大水堀6310番1で、2013年1月22日に設立された。
(画像はプレスリリースより)

三菱UFJリース株式会社 ニュースリリース
http://www.lf.mufg.jp/investors/library/pressrelease/20150721.pdf三菱UFJリース株式会社
http://www.lf.mufg.jp/日経プレスリリース
「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク完成イメージ図」
http://release.nikkei.co.jp/attach.cfm?attID=0390294_01.JPG