低圧太陽光発電所向けモニタリングシステム発売
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は7月10日、低圧太陽光発電所向けモニタリングシステム「ソラジットミニ」の販売を同日から始めると発表した。
同製品は、元々高圧や特別高圧の太陽光発電所向けに開発された「ソラジット(R)」を低圧向けに改良した製品となり、シンプルな構造にすることで低コスト化とともに施工が容易となり、低圧の太陽光発電システムに導入し易くなっている。
「ソラジットミニ」の特長は、離れた場所でも発電所情報や発電量の他、故障情報等もパソコンやスマートフォンに表示ができることで、特別高圧など大規模システムでの導入実績も豊富にあるという。
また、ルーター機能内蔵により回線工事が要らず、設定等も完了した状態で納品することから施工時の工数を削減できるとのこと。
ソラジットミニとパワコン間通信での出力抑制制御も
このほか、ソラジットミニに搭載されている3G/LTE回線と、各パワコンの出力制御機器をつないで出力抑制制御への対応ができるとともに、今後はソラジットミニとパワコン間の通信による出力抑制制御も対応する予定としている。
なお、同製品の重量は11kg以下で、外部寸法は300H×400W×160D(mm、突起物含まず)となっている。
接続可能パワコン台数は11台を推奨し、対応パワコンとしては、同社製のほか日立アプライアンス株式会社、デルタ電子株式会社、SMA Solar Technology AGとなり、今後、随時追加する予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース(@Press)
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