木質バイオマス原料の地産地消エネルギー事業
株式会社エジソンパワーは、木質バイオマスを原料としたバイオガス熱電供給+水素の事業説明会「地域の未利木材から地産地消エネルギー」を開催することを発表した。
これは、2017年1月27日金曜日に、東京の日本橋メルクロスビルで開催される。対象者は、林業事業者や自治体関係者、バイオマス事業への参入を目指す地域企業・支援機関等。エジソンパワーが手がけている、オーストリア・ギュッシングモデルの導入について説明をするものとなっている。
参加費は2000円で、参加申込書はエジソンパワーのホームページからダウンロードできる。
クリーンエネルギーによる地域活性化
ギュッシングモデルとは、オーストリアのギュッシング市における地域活性化の成功例。
ギュッシングは、ハンガリー国境に位置する人口およそ4000人の活力のない自治体であったが、1995年に面積の約半分を占める『森林』を資源に地域を活性すべく、熱供給をメインにバイオマス熱併給発電事業を開始、再生可能エネルギー(電気、熱、ディーゼル燃料)を製造することに成功、100%以上のエネルギー自給自足を実現した。
そして、クリーンで安定したエネルギーにより、1995年から2005年までの間に約60社の誘致に成功、1200人の雇用を創出、温暖化ガス排出量も95%削減し、ヨーロッパのみならず世界中から称賛されている。
エジソンパワーでは、2015年11月に、再生可能エネルギーによる地域活性を実現するオーストリアの「ギュッシングモデル」を日本に普及させるための協定を、ギュッシングリニューアブルエナジー社(GRE社)と締結しており、ギュッシングの成功を日本の自治体にもたらすことを目指している。
国内初のギュッシングモデル導入自治体は、茨城県大子町に決定しており、2017年3月商業運転に向けて建設を実施している。
(画像はエジソンパワーより)

株式会社エジソンパワー
http://edisonpower.co.jp/news/?p=1&res_id=1483665649-199594