茨城県に2案件と千葉県に1案件
東京都は、かねてより進めてきた「官民連携再生可能エネルギーファンド」の新しい案件として、JAGインベストメントマネジメント株式会社およびスパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営するファンドが投融資した案件を追加したことを発表した。
今回認定されたのは、2つのファンドの3案件。まず、「T・JAGグリーンエナジー投資事業有限責任組合」のファンドにより、阿見ソーラーウェイ合同会社が運営する茨城県稲敷郡阿見町の太陽光発電所。出力は約840キロワットである。
次に、「スパークス・官民連携再生可能エネルギー・一括払込型投資事業有限責任組合」のファンドにより、SGET神栖メガソーラー合同会社が運営する茨城県神栖市の太陽光発電所で、出力は約20,300キロワット。また、同ファンドにより、SGET千葉ニュータウンメガソーラー合同会社が運営する、千葉県印西市の出力約12,800キロワットの太陽光発電所となっている。
茨城県における2件の投融資案件については、太陽光発電所の建設を通じた再生可能エネルギーの導入を促進するものであり、また、千葉県の案件については、成田スカイアクセス沿線の総延長約10キロメートルにまたがる未利用地の活用による、沿線の魅力向上などへの貢献も期待される。
東北地方と都内で再生可能エネルギーの導入を推進
再生可能エネルギーの東北地方等における広域的な普及拡大、および都内での導入促進等を目的に推進している。
これまでの投融資案件として、「スパークス・官民連携再生可能エネルギー・一括払込型投資事業有限責任組合」のファンドでは、青森県三戸郡の約18,000キロワットの風力発電所、新潟県三条市の約6,300キロワットのバイオマス発電所がある。
また、「T・JAGグリーンエナジー投資事業有限責任組合」のファンドでは、埼玉県行田市の約2,400キロワットの太陽光発電所、神奈川県足柄上郡の約12,500キロワットの太陽光発電所がある。
さらに、「SGET官民連携TOKYO合同会社」のファンドでは、東京都武蔵村山市の約420キロワットの太陽光発電所がある。
(画像は東京都公式ホームページより)

東京都 報道発表
http://www.metro.tokyo.jp/