ブラジルの経済発展にも寄与
世界最大の太陽光発電会社の1つであるカナディアン・ソーラーは、ブラジルのソロカーバに、ソーラーモジュールを製造する工場を開設したことを発表した。
最先端の新しい製造施設は、ブラジル最大のもので、年間380MWのソーラーモジュール生産能力を備える。
この工場の開所式には、サンパウロ州知事ジェラルド・アルキミン氏、鉱山エネルギー省長官のエドゥアルド・アゼヴェード氏、ソロカーバ市長のAntonio Carlos Pannunzio氏、在ブラジルカナダ大使のリック・サヴォーネ氏が参加した。
カナディアン・ソーラーの会長兼最高経営責任者(CEO)であるShawn Qu博士は、次のようにコメントした。
「今日は、我が社や地方自治体、ブラジルの人々にとって記念すべき日です。我々は、雇用創出や地域経済への投資、再生可能エネルギー産業の促進と発展に向けたブラジルの経済にプラスの影響を与えます。現在のブラジルのソーラープロジェクトポートフォリオは、390MWpに達しており、また、EDF Energies Nouvellesの現地法人であるEDF EN do Brazilは、191MWのピラポラIプロジェクト権利の80%を取得しました。我が社は、この新しい製造施設によって強力な競争優位を持って、世界で最速の成長を遂げる太陽市場の1つであるブラジルで業務を展開していきます。」(プレスリリースより引用)
ブラジルの多くのプロジェクトに提供
2016年9月30日現在、カナディアン・ソーラーの最終段階のパイプラインは、合計で948MWpの太陽光発電プラントのポートフォリオに加えて、全世界では、実用可能なソーラープロジェクトパイプライン2.0GWpを有している。
ブラジルでは、現在、実用可能なソーラープロジェクトパイプラインは、390 MWpであり、それらは、191 MWpのピラポラIプロジェクト、109 MWpのピラポラ IIプロジェクト、および90 MWpのバザンテプロジェクトで構成されている。
ピラポラIプロジェクトは建設中で、第3四半期に商業運転を開始する予定であり、ピラポラIIおよびバザンテプロジェクトは2018年に商業運転を開始する計画だ。カナディアン・ソーラーは、これらのプロジェクトに対し、ブラジル製の太陽光発電モジュールを提供する。
(画像はCanadian Solarより)

Canadian Solar プレスリリース
http://investors.canadiansolar.com/