同時に興部北興バイオガスプラントの竣工も発表
事業形態に合わせた特装車両の製作や環境事業を行う極東開発工業株式会社は、2015年より参入したバイオガスプラント事業の強化を目的とし、バイオガスプラントの分野に関するノウハウを持つ株式会社モリプラントを、2016年11月1日付で完全子会社化したと発表した。これによりモリプラント社は同社のグループ企業となった。
また同時に、同社ではバイオガスプラント事業に参入のため「コーンズ・アンド・ カンパニー・リミテッド」との間で2015年5月より技術提携をしているが、同社はそのコーンズ社の受注した、北海道興部町の興部北興バイオガスプラント建設に共同参画し、同プラントが2016年10月30日に竣工した事も伝えている。
モリプラントのブランド力とノウハウを活用
今回グループ化されたモリプラント社は、バイオマスの堆肥化や汚水脱臭処理、それにバイオガス発電等のプラントにおいて、設計施工やメンテナンスなどを行う企業で、1979年の設立以来豊富な実績とノウハウを持っている。
同社では、そのバイオマス業界でのブランド力と、バイオガスプラントにおけるノウハウを取り入れる事により、今後の事業拡大が期待されている。
一方、興部北興バイオガスプラントの建設においては、酪農が盛んな近隣エリアから発生する、乳牛糞尿を元にしたバイオガスプラントとして、隣接する発電施設で利用されるバイオガスを供給していく。
極東開発グループでは、モリプラントのグループ化やバイオガスプラント建設などの環境事業を通じて、今後も循環型の社会形成に尽力していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

極東開発工業株式会社 ニュースリリース
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