環境に優しい社会を構築する二国間連携に基づき開催
環境省は12月12日、12月9日に同省においてフランス環境・エネルギー・海洋省(MEEM)と第1回年次会合を開催したと発表した。
同会合は、環境に優しい社会を構築するため、両者が締結した「低炭素で環境に優しい社会を構築するための二国間連携に関する協力覚書」に基づいて開催されたものである。
同会合には、日本側から同省地球環境局の鎌形浩史局長、同局国際連携課の関谷毅史課長らが参加したほか、フランス側からは、フランス気候総局のパスカル・デュピュイ氏、フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)のフランソワ・モワザン氏らが出席した。
低炭素シナリオや低酸素技術に関する情報交換も
会合では、低炭素シナリオや低炭素技術に関する内容のほか、第三国を含めた国際協力や持続可能な開発目標「SDGs」等をテーマとして議論が行われた。
低炭素技術の議論においては、大気中の二酸化炭素を地中に封じ込める「二酸化炭素の回収・貯蔵(CCS)」と水素エネルギーの利用法について提示されるなど、両国間で環境保護の手法に関する情報交換が行われた。
なお、次回の研究者会合は、2017年2月にフランスの首都パリで開催される予定だ。
(画像は環境省ホームページより)

環境省ホームページ(プレスリリース)
http://www.env.go.jp/press/103361.html