三菱商事、ベルギー最大のノーザー洋上風力発電事業に参画

三菱商事株式会社は12月14日、Diamond Generating Europe社（英国100%子会社）とオランダ公営の総合エネルギー事業会社のEneco社と折半により出資する新会社を通じ、ノーザー洋上風力発電事業会社に50％出資参画することに合意したと発表した。

同事業会社の残る50％は、ベルギーの地方自治体が100％出資するエネルギー・通信会社Nethys社が保有していて、今後は3社共同で建設・運転を行うという。

ノーザー洋上風力発電所は、ベルギー沖合約23kmに位置する北海海域（水深約20m）に建設を予定していて、総事業費は1,500億円、総発電容量は約37万kWと同国最大となり、これはベルギーの40万世帯に電力を賄う規模に相当する。

なお、建設は2017年1月から開始し、2019年夏頃の運転開始を目指すという。

この事業への参画は2012年にEneco社との間で締結した長期的な戦略提携に基づいたもので、2015年末から稼働しているオランダ・ルフタダウネン洋上風力発電所（総発電容量約13万kW、Enecoと同社が折半にて出資）に次ぐ、第2号案件になるとのこと。

（画像はプレスリリースより）




三菱商事株式会社　プレスリリース
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