産業向けの太陽電池モジュール新製品2機種を1月に発売
ハンファQセルズジャパン株式会社は12月5日、産業向けの太陽電池モジュールの新製品として、「Q.PLUS BFR-G4.1シリーズ」(60セル)と「Q.PLUS L-G4.1シリーズ」(72セル)を、2017年1月下旬から発売すると発表した。
新製品は、Q.ANTUMテクノロジーにより、従来の多結晶太陽電池モジュールに比べ出力(変換効率)向上とより高い発電電力量を達成した2機種で、産業用太陽電池モジュールに初めて採用したものという。
2機種のうち「Q.PLUS BFR-G4.1」は、公称最大出力285W(従来比108%)となり、また「Q.PLUS L-G4.1」は、同340W(同108%)となる。
「Q.PLUS BFR-G4.1」は米国で1年間に1.5GW以上供給
「Q.PLUS BFR-G4.1」は、再エネ関連企業で世界最大規模の米ネクステラ・エナジー社の子会社であるネクステラ・エナジー・リソーシズとの契約にて、2015年第4四半期からの1年間に1.5GW以上が供給されているという。
同社は、太陽光発電で先行する米国で高い発電量により市場で評価を受けた製品を国内に投下することで差別化を図り、産業分野での太陽光発電システム販売の拡充を目指すとしている。
なお新製品の特徴は、同社の「Q.ANTUMセル技術」採用により、従来の産業用太陽電池モジュールに比べ出力性能など(公称最大出力、低照度特性、温度特性)が向上し、より高い発電電力量を達成しているとのこと。
(画像はプレスリリースより)

ハンファQセルズジャパン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
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