小型風力発電施設 計60基が申請中 来期運用開始へ
オフィスサプライ事業、エネルギー事業等を展開するピクセルカンパニーズ株式会社は11月22日、同社グループで太陽光発電施設販売などの環境関連事業を展開するハイブリッド・ファシリティーズ株式会社(以下、HBDF社)が、小型風力発電の取り扱いを開始したと発表した。
HBDF社は小型風力発電の第一弾として、九州を中心として東海や関東など、全国に合計60基の申請手続きを行っており、来期の運用開始を目指している。
世界的にシェア拡大を続ける風力発電
これまで太陽光発電施設の企画・販売を中心に展開してきたHBDF社は、政府が2030年をめどに、全発電量に占める再生可能エネルギーの割合を22~24%に引き上げる目標を掲げていること、また、日本風力発電協会が今後、国内における風力発電設備の増加を見込んでいることを踏まえ、小型風力発電事業への参入を決定した。
風力発電は、太陽光発電と比較すると設備利用率が高いこと、また、風があれば発電することがメリットとなっている。
世界的に見ると、風力発電は再生可能エネルギーに占める割合が2013年の時点で約48%と高く、さらに、風力発電設備の技術革新が進行していることから、今後は、日本においても風力発電の位置付けが高まると見込まれている。

ピクセルカンパニーズ(プレスリリース)
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