風力発電と鳥類保護の両立を目指す
英国に本部を置き、鳥類の生息環境保護を目的に活動する国際環境NGOバードライフ・インターナショナルの日本法人「バードライフ・インターナショナル東京」は11月25日、12月11日に日本野鳥の会と共催で、「風力発電と渡り鳥」に関する国際シンポジウムを開催すると発表した。
風力発電は発電効率が高いことから、世界各国で導入が進められているが、問題は、希少な野鳥が風力発電設備に衝突する可能性がある点だ。そのため、風力発電と鳥類保護の両立は課題となっている。
シンポジウムでは、風力発電が野鳥に与える影響、渡り鳥を避けて風車を建設するためのマップ作製に関する講義や、「渡り鳥に影響を与えない風力発電の実現」をテーマとしたパネルディスカッションが行われる。
シンポジウムの開催概要について
シンポジウムの開催概要は以下の通り。
日時は12月11日(日)午後1時から午後5時30分まで。開場は午後12時30分より。会場は慶應義塾大学三田北館ホール アクセスはJR田町駅より徒歩8分、地下鉄三田駅より徒歩7分。定員は100人。
申し込みは、日本野鳥の会自然保護室まで、電話、またはEメールで申し込みのこと。
電話番号は03-5436-2633、Eメールは、sympo2016@wbsj.org。Eメールで申し込みの場合、シンポジウムタイトル、氏名、所属を記入のこと。

バードライフ・インターナショナル東京
http://tokyo.birdlife.org/