高効率風力発電機を開発する日本風洞製作所
西日本シティ銀行は2016/11/25に、QB第一号ファンドが株式会社 日本風洞製作所(代表取締役 ローン・ジョシュア)への出資を行ったと発表した。
日本風洞製作所は、現役の九州大学生であるローン・ジョシュア氏が起業したベンチャー企業で高効率風力発電機の開発、製造、販売の事業を行っている。資金は、「風力発電機のための後付け 2 重プロペラ化アタッチメント」の開発資金等に使用されることになっている。
QB第一号ファンドは西日本シティ銀行が株式会社産学連携機構九州と共同で設立したQBキャピタル合同会社が運営するファンドで大学発ベンチャーの成長と地域経済の活性化を積極的に支援していく方針。
出資の理由は、日本風洞製作所の将来性と高い技術力
日本風洞製作所は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の平成28年度「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援助成金」に採択された。これは、福岡県初であり、現役学生が起業したベンチャー企業としては全国初となる。
同社の開発する技術は、ローン・ジョシュア氏が特許を保有しており、実用化されるとコスト、効率、起動性において今より優れた風力発電機の製造が可能となり期待されている。
QB第一号ファンドは、風力発電等の再生可能エネルギーの将来性と高い技術力、地域経済の活性化を評価し、出資を行ったとしている。

西日本シティ銀行
http://www.ncbank.co.jp/nr/images/2016/161125.pdf