太陽光発電を実施するのは、県内4つの高校の屋根
福岡県は11月18日、県有施設の屋根貸しによる太陽光発電事業者と基本協定を締結したと発表した。
同県は、県内の21施設の屋根を事業者に貸し出し、太陽光発電を行う事業者を募集してきた。今回、2つの事業者が19施設の太陽光事業に対して応募したが、同県が審査した結果、4施設において太陽光事業を実施する1事業者を選定した。
太陽光発電事業を実施するのは、八女市で建築板金、太陽光発電の設置を主な事業とする株式会社アズマ。太陽光発電を実施する施設は、みやま市の山門高等学校、大牟田市の大牟田北高等学校及びありあけ新世高等学校、八女市の福島高等学校だ。
発電出力は4施設合計約178kW 一般家庭63世帯分に相当
発電出力は、山門高等学校の屋根のみ29.7kWで、残り3校の屋根ではそれぞれ49.5kWとなる。
発電容量は、4施設の発電容量合計は178.2kW。推定年間発電量は約22万8000kWで、一般家庭63世帯分の電力に相当する。発電に伴う使用量は、年間で約26万1000円を見込んでいる。
同県は今後、事業予定者と行政財産の目的外使用許可に向けて協議を実施していく予定だ。

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