風力発電高度実用化研究開発
2016年11月11日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、「風力発電高度実用化研究開発」に係る公募の採択予定先を決定した。
同公募の技術・事業分野は風力・海洋、事業名は風力発電高度実用化研究開発、事業分類は研究(委託、共同研究、助成)、対象者は企業(団体等を含む)及び大学等である。
事業内容
風力発電は、他の再生可能エネルギーと比較して発電コストが低く、中長期的に大規模な導入が期待されているが、我が国の厳しい気象条件の中で長時間、安定的に発電事業を行うためには、発電効率の向上やメンテナンスの高度化などの技術開発による一層の発電コストの低減が求められている。
同事業では、雷被害による風車のダウンタイムを短縮するため、雷検出装置等における所要性能の検討及び健全性確認技術の開発を行うことを目的とした研究開発等を実施する。なお、事業期間は2016年度から2017年度である。
審査状況
提案された研究開発テーマについて、外部有識者による採択審査委員会及びNEDO内の厳正な審査を経て、採択予定先を決定した。
その結果、研究開発項目は「雷検出装置等の性能・評価技術の開発」、委託予定先は一般財団法人 日本海事協会、学校法人中部大学及び電源開発株式会社になった。

NEDO 公募情報
http://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100173.html