8月に完工
9月30日、住商機電貿易株式会社は、住友商事株式会社(以下、住友商事)と共同でインドネシアのスマトラ島にて建設したウルブル地熱発電所3号機が8月に完工したと発表した。
住友商事と共同で受注活動から契約締結・履行
ウルブル地熱発電所3号機は、過去に手がけたウルブル地熱発電所1号機、2号機に隣接している。インドネシア国営石油ガス会社PT.Pertaminaの地熱発電子会社であるPT.Pertamina Geothermal Energy向けのもの。
55メガワットの4号機も並行して建設工事が進められており、1~3号機同様に住友商事と共同で受注活動から契約締結・履行に携わっている。
ランプン地域に電力供給
ウルブル地熱発電所で発電される電力は、インドネシア国営電力会社を通じて電力不足が続くランプン地域に供給される。
ウルブル地熱発電所4基の合計発電容量は220メガワット。同地域総発電容量の約23パーセントに相当する。
発電所の主要機器である蒸気タービンおよび発電機は、地熱発電設備分野で高度な技術力と多くの経験を誇る富士電機株式会社が製造。発電所および集蒸気配管の土木据付工事はレカヤサ・インダストリ社が担当した。
(画像はプレスリリースより)

住商機電貿易株式会社プレスリリース
http://www.smtcorp.co.jp/news/2016/2016093001.pdf