13の金融機関でシンジケート団を結成
カナディアン・ソーラーは、完全小会社であるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社が、三井住友銀行を主幹事とする総額96億円のシンジケートローン契約を締結したことを発表した。
このシンジケートローンは、三井住友銀行を主幹事に、13の金融機関によって結成されており、期間は3年間、調達した資金は、日本国内における太陽光発電所の開発や運転資金として使用されることとなっている。
カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、日本の主要金融機関から融資を受けることで、日本国内で太陽光発電所の開発機会を増やすにあたり、必要な資金調達が実現できることに感謝の意を表し、「日本とその他の重要な市場での事業拡大のため、日本における主要銀行でグローバルにおいても存在感のある三井住友銀行とのパートナーシップを重要視し、継続的な協力を期待している。」とコメントした。
大規模な資金調達でビジネスを拡大
カナディアン・ソーラーは、2016年2月には、みずほ銀行を主幹事とし、商工組合中央金庫および東京スター銀行と結成した、極度額47億円のシンジケートローン契約を締結し、事業運営や運転資金を調達している。
同社は、太陽電池の専業メーカーとして、シリコンインゴットから、ウェハー、セル、モジュール、システムまでを一貫生産、低コストで高品質な太陽光発電システムをヨーロッパ、アメリカ、アジアを中心に世界中に供給しているが、日本においても、こうしたシンジケートローンによる資金調達を果たすことで、日本やその他の国におけるビジネスをさらに成長させていきたい考えだ。

カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
https://canadiansolar.co.jp/2016/10/sumitomomitsui/