17日に法的拘束力のない意向表明書締結
10月18日、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)はテスラモーターズ(以下、テスラ社)との協業に向けた検討開始を発表した。17日、両社間で法的拘束力のない意向表明書を締結している。
北米市場向け太陽電池セル、モジュールの生産協業検討
パナソニックでは、北米市場向けにテスラ社傘下のバッファロー工場における太陽電池セル、モジュールの生産協業に関する検討を行っていく。
パナソニックが太陽電池分野で持つ技術・製造力と、テスラ社の強い販売力との相乗効果など、両社が持つ強みを生かした協業を検討していく予定。
独自のヘテロ接合型太陽電池の生産・販売
パナソニックでは、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン膜を組み合わせた独自のヘテロ接合型太陽電池の生産・販売を行っている。世界トップレベルの発電効率と、優れた温度特性により、限られた面積でも大きな発電量を実現させた。
製造面では、インゴットから、セル、モジュール、さらにパワーコンディショナなどのシステム機器まで自社製造する世界でも希少なメーカー。一貫生産による高品質な製品を提供している。
太陽光発電の市場は今後も世界的に堅調な需要拡大が見込まれており、太陽光発電事業の拡大を着実に進め、再生可能エネルギーの普及促進による持続可能な社会の実現を目指すとのこと。

パナソニック株式会社プレスリリース
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