イーレックス、バイオマス発電事業に関する準備会社を設立
化石燃料に代わるエネルギーとして再生可能エネルギーの導入が進む中、バイオマス発電の導入も増えつつある。イーレックスでは福岡県豊前市の九州高圧コンクリート工業の敷地内にバイオマス発電所の建設を計画しており、事業本格化に伴う準備会社設立の決議を行った。
事業化に向けては、九電みらいエナジー株式会社、豊前開発環境エネルギー株式会社、福岡県豊前市、九州高圧とバイオマス発電事業の検討に関する合意書を締結しており、今秋の投資決定を目指している。
完成時には出力7.5万kW 、合計で20万kW
計画されているバイオマス発電は木質ペレットとパームヤシ殻を主燃料として運用し、イーレックスが燃料の全てを供給する。出力は約7.5万kWで国内でも最大級の発電所になる見通しで、2017年に着工、2019年に完成予定。
イーレックスでは脱化石燃料のもと、バイオマス発電を積極的に展開しており、このバイオマス発電所完成時には4発電所に参画、その出力は合計で20万kWになる見通し。同社ではバイオマス発電事業を通じて環境保全の取り組みを行うと共に、この分野でのリーディングカンパニーを目指していく。

イーレックス
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