関西VPP事業とは
このリリースを理解するために「関西VPPプロジェクト」について概略だけでも掴んでおきたい。
このプロジェクトは経済産業省資源エネルギー庁がすすめる「バーチャルパワープラント構築実証事業」の補助金事業で、補助金の執行団体である一般財団法人エネルギー総合工学研究所から2016年7月21日に交付決定通知を受け、現在実証事業が始まっている。
需給の調整を供給側から需要側で
従来、電力の需給の調整は供給側である電力会社の火力発電等の稼働で調整していたが、この実証事業では、需要側で需給の調整を目指している。これは晴天で太陽光発電の電気が余る場合には、客先の蓄電池を充電することで需要を創出し、供給不足の場合は、客先の蓄電池から電力を供給する。
各地に点在する設備(太陽光発電など)は小さくても、それらをIoT化で一括制御することで、バーチャルな発電所として機能させる仕組みの構築を目指し、再生可能エネルギー普及拡大も目指している。
日本エコシステムでは「関西VPPプロジェクト」に参加しているNTTスマイルエナジーの実施する事業に関連した蓄電池の販売・施工を担当し、同プロジェクトの推進と家庭のスマートハウス化を目指していく。
(画像はプレスリリースより)

日本エコシステム
http://www.j-ecosystem.co.jp/NTTスマイルエナジー
http://www.nttse.com/info/20160728.html