設置容量約1992キロワット 売電収入は年間約7750万円
不動産賃貸、ソーラー事業を展開する株式会社プロスペクトは8月24日、千葉県香取市の香取太陽光発電所において、発電施設および東京電力との系統連携が完了し、売電が開始されたと発表した。
同発電所の敷地面積は3万1237m2、設置容量は約1992キロワット。売電価格は1キロワットアワーあたり36円(税抜)で、価格は20年間固定となる。売電収入は年間約7750万円を見込んでおり、20年間の累計では約15億5000万円を見込んでいる。売電収入はいずれも税抜。
今後も、千葉県、宮城県などで売電開始予定
同社は、マンション分譲、不動産賃貸を主な事業としているが、2014年より新規事業としてソーラー事業に取り組んできた。2015年3月には、ソーラー発電事業の第1号として、兵庫県朝来市の「朝来立脇太陽光発電所」において売電を開始した。
このほか、同社のソーラー事業として、今年1月に岩手県陸前高田市で売電を開始したほか、今年2月には茨城県牛久市で売電を開始した。さらに、今年度中には千葉県山武市、宮城県仙台市で、来年度以降は栃木県などで売電を開始する予定だ。
同社は、不動産投資ビジネスのほか、クリーンエネルギーである太陽光発電事業を推進することで、収益のさらなる安定確保を実現していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社プロスペクト(プレスリリース)
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