風力発電施設からの騒音評価手法報告書案への意見募集
環境省は8月19日、風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会の報告書(案)について、8月19日から9月17日までの間、国民からの意見を募集すると発表した。
再エネ導入の加速化は日本の重要なエネルギー政策で、風力発電施設の導入は将来にわたって進むとみられている。
同施設から発生する音はさほど大きくないものの、風車騒音固有の音質とともに、設置場所が風況等を考慮した静穏な地域が多いなどの要因により、苦情等の原因となる例があるという。
意見募集期間は9月17日まで(郵送の場合は9月17日必着)
このため環境省(水・大気環境局)では、平成25年4月から「風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会」を設置、有識者による検討を行ってきている。
同検討会にて、風力発電施設の設置および製造事業者や行政、地域住民等の参考になるよう、主として商業用に用いられる一定規模以上の風力発電施設を対象に、現時点までの知見と風車騒音の評価方法についての報告書案がまとめられたことから、これついて広く国民からの意見を聴くパブリックコメントを行うもの。
今回意見を求める対象は、風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」で、この募集期間は8月19日から9月17日まで(郵送の場合は9月17日必着)となっている。
なお、意見の提出先や様式等については、下記リンクの元記事に詳細説明がある。

環境省 プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/102888.html