台風並みとなる風速20メートルの風を体感
三重大学は8月9日、8月4日に小中学生向けの風力発電体験学習(以下、同イベント)を開催した件について、同大学のホームページに掲載した。
今年で10回目となる同イベントは、同大学の地域貢献活動事業の一環として毎年開催されており、今年は三重県内の小中学生55人が参加した。
参加者らは三重大学工学研究科の教授らや中部電力・南氏の講義を受けた後、風力に関する様々な体験を行った。
国内最大級の大型風洞実験施設では、台風並みとなる風速20メートルの風を体験したが、あまりにも風が強かったことから、参加者らは体勢を崩しながら強風を体験していた。
風車を組み立てて発電し、その電力でかき氷作り
また、自転車こぎによるエネルギー生成実験も行われたほか、参加者らが協力して風車を組み立て、実際に発電を行った。参加者は風車で作られた電力を使用し、かき氷を作っておいしく食べた。
参加者からは、電気の大切さと発電の大変さが実感できたという意見や、自分たちが作った電力で作ったかき氷はおいしかったとの感想もあり、同イベントは、自然エネルギーについて考える有意義な機会となった。

三重大学(トピックス)
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