8月1日より営業運転が開始された『鹿島太陽光発電所』
住友グループで非鉄金属関連企業である住友金属鉱山株式会社は、茨城県鹿嶋市の臨海地域に、『鹿島太陽光発電所』を建設し、2016年8月1日から営業運転を開始したと発表した。
FIT活用し全量を東京電力エナジーパートナーに売電
建設されたのは、茨城県鹿嶋市大字平井の臨海エリアで、周囲に太陽光発電や風力発電施設の多い地域である。そこにある同社が所有する土地を活用し、設置面積約33,300m2のスペースに、太陽光パネルが設置されている。
予定される発電出力は1,990kWとなり、年間で約280万kWh/年を見込んでいる。そして同施設で発電された電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用して、全量を東京電力エナジーパートナー株式会社に売電することになっている。
同社では今回行われる太陽光発電所での売電事業は、同社の業績にはあまり影響しないものとしており、社有地の有効活用と社会におけるクリーンな会社というイメージの両立に重きを置いた事業といえ、今後は低炭素社会の実現に貢献するものとしている。

住友金属鉱山株式会社 ニュースリリース
http://www.smm.co.jp/uploaded_files/20160801.pdf住友金属鉱山株式会社
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