自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月06日(火)
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日立化成、秋田県能代市に建設中の「風の松原風力発電所」向けに鉛蓄電池を納入

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日立化成、秋田県能代市に建設中の「風の松原風力発電所」向けに鉛蓄電池を納入

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「風の松原風力発電所」発電システム向けに鉛蓄電池納入
日立化成株式会社は7月26日、秋田県能代市に建設中で今年12月から運転開始予定の「風の松原風力発電所」※1 で使用する出力変動緩和制御型風力発電システム向けに、制御弁式据置鉛蓄電池「LL1500-W」を納入したと発表した。
※1 風の松原風力発電所
秋田県の地元企業である大森建設株式会社を中心とした9社と、能代市の出資により設立された風の松原自然エネルギー株式会社が建設を進める風力発電所。現在、出力2300kW の風力発電設備17基を有している。


蓄電池
秋田県の日本海沿岸には、その風況の良さから、数多くの風力発電所が存在し、とりわけ能代市は導入を積極的に推進している。

同蓄電池は、株式会社日立パワーソリューションズが同発電所に納めるサイクル用途専用仕様の長寿命鉛蓄電池※2 で、風況の変化による発電の出力変動を吸収して電力の安定化に貢献するという。
※2 サイクル用途専用仕様の長寿命鉛蓄電池
充放電を繰り返すという特長を持つ鉛蓄電池で、風況の変化による発電の出力変動を吸収して電力系統の安定化が可能になる。


国内風力発電所向けに納入した鉛蓄電池では最大規模
この蓄電システムは、経済産業省の「平成26年度補正予算 再生可能エネルギー接続保留緊急対応補助金」の適用を受けている。

この一部として今回納入する「LL1500-W」は、電池容量が約24.1MWhとなり、国内の風力発電所向けに日立化成が納入した鉛蓄電池では最大規模になるという。

なお同発電所では、平常時は東北地域の電力系統に、災害による停電時には、公共の防災拠点施設などへ電力を供給することを計画しているとのこと。


外部リンク

日立化成株式会社 プレスリリース
http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/

 
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