NTN、静粛性の高いハイブリッド街路灯の販売開始

NTN株式会社は7月26日、風力と太陽光の2つの自然エネルギーで発電した電力をバッテリーに充電し、夜間にLED照明を自動点灯するハイブリッド街路灯の販売を、2016年7月より開始したと発表した。

最近は、風力と太陽光の自然エネルギーを利用した街路灯の中でも、より発電能力が高く、かつ住宅地や公共施設等での利用のためには風切り音を抑えた静粛性の高いものが求められている。

同製品は、独自の翼形状を採用したことにより風を逃さず効率的な発電が行えるほか、強風時でも風切り音がほとんど無く極めて静かな運転が可能なため、さまざまな場所での利用が考えられるという。

また同製品は、風力発電機は定格出力が200Wで、またソーラー発電機は定格出力が90Wと、風力と太陽光のハイブリッド発電が行えることから、昼間の無風時には太陽光で、また夜間は風力で発電することができる。

付属バッテリーは満充電状態で5日間分の照明用電力を補い、災害時の非常用電源としても使用することができ、また翼や支柱の配色も、ユーザーの希望に対応するという。

（画像はプレスリリースより）




NTN株式会社　プレスリリース
http://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/