地球環境に優しい再生可能エネルギーの開発
2017年5月15日、中部電力株式会社は、木質バイオマス燃料の100%専焼発電設備(以下、同設備)を開発すると発表した。
同社は、地球温暖化対策をはじめとした環境保全への取り組みを重要な経営課題のひとつと位置づけており、地球環境に優しい再生可能エネルギーの開発の一環として、同設備を開発する。
四日市火力発電所バイオマス発電設備の開発概要
発電設備所在地は三重県四日市市三郎町の同社四日市火力発電所構内で、発電出力は49,000kW、想定年間発電電力量は一般家庭 約12万世帯分に相当する約3.8億kWhだ
燃料種別は、木質ペレットおよびパーム椰子殻で、年間燃料使用量は、木質ペレット約15万トン、パーム椰子殻約7万トンで、合計約22万トンだ。
また、年間約16万トンのCO2削減効果が見込まれる。なお、本工事開始予定が2018年5月、運転開始予定が2020年4月。
(画像は中部電力公式ホームページより)

中部電力 プレスリリース
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