釧路町民から愛称を募集し「やちぴかソーラー」に決定
2017年5月15日、大林組グループの大林クリーンエナジーは、北海道釧路郡釧路町で管理運営を行う「釧路町トリトウシ原野太陽光発電所」(以下、同発電所)が4月3日に発電を開始し、4月17日に開所式が開催されたと発表した。
釧路町の協力のもと、地元に親しまれる施設を目指して、発電所の愛称を釧路町の広報誌で募集した。多数の応募作品の中から、釧路町立遠矢小学校3年生の新山悠麻(にいやまはるま)君の「やちぴかソーラー」が選ばれ、開所式で披露された。
「釧路町トリトウシ原野太陽光発電所」について
同発電所は、出力変動を調整する蓄電池システムを備え、蓄電池用パワーコンディショナ・蓄電池の容量などの設備容量を最適化することで、設置コストおよび固定価格買取制度(FIT)で定める買取期間(20年間)に要する運用コストを抑えている。
なお、北海道電力の技術要件に適合しており、発電した電力は北海道電力に送電される。
また、事業エリアが釧路湿原国立公園内にあり、希少動物も生息しているため、鳥類やキタサンショウウオなどの生態系を調査し、隣接道路沿いにアカエゾマツ200本を植樹するなど、太陽光施設が自然環境へ及ぼす影響について知見を深めると共に、湿原の景観を損なわないよう配慮している。
(画像はプレスリリースより)

大林組 プレスリリース(2017年5月15日)
http://www.obayashi.co.jp/news/news_20170413_1大林組 プレスリリース(2016年12月26日)
http://www.obayashi.co.jp/press/20161226_1