国内最大級のメガソーラー発電所建設プロジェクト受注
日揮株式会社は5月12日、パシフィコ・エナジー株式会社が岡山県美作市内にて計画しているメガソーラー発電所建設プロジェクトに係わるEPC役務を受注したと発表した。
このプロジェクトは、岡山県美作市に位置する約400ヘクタールのゴルフ場跡地等を活用して、出力約257.74MWとなる国内最大級のメガソーラー発電所を新設するもの。この電力量は、一般家庭約81,000世帯の年間使用電力量に相当する規模となる。
この契約はランプサム契約となり、同社はメガソーラー発電所に係わるEPC役務として、設計・機材調達・建設工事を担当し、2019年秋の完成を予定している。
これまで同社は、メガソーラー発電所のEPCを複数担当してきたほか、2件の発電事業を運営するなど、メガソーラー発電に対する実績と知見を重ねてきたことから、今回の受注は、こうした実績や事業者としての知見を活かした顧客ニーズへのきめ細かい対応などが総合的に評価されたとみている。
2016年度から5年間の中期経営計画の一環に位置付け
なお同社は、中期経営計画「Beyond the Horizon」(2016年度からの5年間を対象)にて、石油やガス分野以外のエネルギーインフラと産業インフラ、および社会インフラへの事業領域拡大を基本方針に掲げている。
計画初年度となる2016年度には、フィリピンでの火力発電、日本国内でのバイオマス発電やメガソーラー発電など、発電分野のプロジェクト受注を重ねてきており、この案件はこれに続くものと位置付けている。
(画像はプレスリリースより)

日揮株式会社 プレスリリース
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