水素と酸素で発電する家庭用燃料電池「エネファーム」
平成29年5月8日、東京ガスは、家庭用燃料電池である「エネファーム」の合計販売台数が8万台に達成したと発表した。「エネファーム」の合計販売台数が8万台に達したのは東京ガスが初めてだという。
「エネファーム」は都市ガスから生成した水素と空気中の酸素の化学反応で発電し、その電気を家庭内で利用出来る家庭用燃料電池で、送電ロスがなく、発電時に出る熱も利用出来るため、環境に優しいシステムである。
2009年5月、世界で初めて「エネファーム」の販売を開始
東京ガスは、社会的ニーズの高まっている省エネやCO2の削減といった環境性、エネルギーセキュリティの向上、電力ピークカットなどに貢献出来る分散型エネルギーシステムとして、2009年5月に世界で初めて「エネファーム」の販売を開始したという。
又、2014年4月に、世界で初めてマンション向け「エネファーム」の販売、2016年7月には設置自由度が高く停電時対応機能を追加したマンション向けの新製品を販売、2017年4月には、戸建て向けで150万円を下回る希望小売価格を実現してきた。
東京ガス株式会社は、今後も「エネファーム」の普及を通じ、快適な暮らし、地球環境の保全、電力ピークカットなどに貢献していくとしている。
(画像は東京ガス株式会社のホームページより)

東京ガス株式会社 プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20170508-02.html