太陽光発電所の売電収益を向上させるサポートサービス
自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は5月9日、事業用太陽光発電事業の売電収益を向上させる「次世代提案型オペレーションサポートサービス」を構築、メガソーラーを所有・管理・運用する企業および金融関係顧客からの相談受付を開始したと発表した。
これは、改正FIT法施行とともにO&Mの重要性が高まる中で、インフラファンドやセカンダリー市場での発電所資産価値向上と太陽光発電事業の円滑かつ長期安定的な運用をアシストする新しいサービスとなる。
同サービスでは、太陽光発電所に設置されたストリング監視システムで蓄積された発電量や気象計等で取得したデータを解析することで、メンテナンスコストと収益回復額を「見える化」する。
その上で、コンサルティングレポートとして、モジュール劣化の兆候や出力低下傾向等の発見、発電事業収益を最大化する方策等の提案を行うという。
発電所毎の特性把握し、最適なサービスプランを提案
また、要点検箇所を絞り込むことで定期点検を省力化するピンポイント点検の提案のほか、除草・洗浄等の最適タイミングをアドバイスすることにより、『メンテナンスコストの最適化』と『逸失利益回復』が期待できるとしている。
さらに、フィールドロジック社の遠隔監視システムを使うことにより、不要なアラートメールと無駄な駆け付けを削減し、コスト低減に寄与するオプション設定もある。
なお、サービス提供に当たっては、発電所毎の特性を把握して費用対効果を試算し、最適なサービスプランの提案を行うとしている。
(画像はプレスリリースより)

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース
http://www.nextenergy.jp/info/2017/info20170509.php