施設や事業所などで、食料の備蓄や発電設備を設置するなどBCP対策が進められている
2017年5月1日、エリーパワー株式会社は、大手介護事業者のSOMPOケアネクスト株式会社の展開する介護付きホームなど全128拠点にBCP(事業継続計画)対策用として可搬型室内用蓄電システム「POWER YIILE 3」(以下、同蓄電システム)を納入したと発表した。
非常時の電源として、これまで多く使われている、自家発電機やポータブル発電機は、稼働時の臭いや騒音のため、室内や夜間に利用が出来ない場合があった。
同蓄電システムは、臭いや騒音もなく稼働できるため、屋内や夜間でも使用が可能だ。また、キャスター付きで、電源を必要とする機器の近くに移動して使える。
可搬型室内用蓄電システム「POWER YIILE 3」の概要
同蓄電システムは、サイズがW320×D585×H514(mm)、重量が約52kgとコンパクトであり、運転音は38dB以下と静寂だ。
なお、蓄電池容量は2.5kWh、定格出力は1.5kVA/1.4kWで、冷蔵庫・照明・携帯電話やスマートフォンの充電用コンセントなどへの電力供給が可能。
また、組み立てや設置工事が不要で、コンセントにつなぐだけで、すぐに使用できる。
(画像はプレスリリースより)

エリーパワー プレスリリース
http://eliiypower.co.jp/news/pdf/20170501.pdf