海外におけるLNGバリューチェーン構築
2017年5月8日、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)は、同社の100%出資子会社である東京ガスアメリカ社が、米国テキサス州キャッスルトン・リソーシズ社(以下、CR社)の株式30%を取得(以下、同取得)したと発表した。
東京ガスが米国でガス開発事業会社へ出資するのは初めてで、ガス開発事業の権益を保有することになる。なお、東京ガスがガス開発事業に参画するのは3件目。
CR社について
CR社は、世界的なコモディティトレーディング会社で、関連する上流資産や設備も保有するキャッスルトン・コモディティズ・インターナショナル社によって、テキサス州でガス等の開発を行うために、2017年4月に設立された。本社所在地は同州ヒューストン。
CR社は、同州東テキサスに保有する約660平方キロメートルの鉱区において、ヘインズビル層でのシェールガス開発や、コットンバレー層でのタイトサンドガス開発等を行っており、ガスおよび天然ガス液の生産量はガス相当量で約238百万立方フィート/日だ。
なお、天然ガス液は、天然ガスから分離・回収した液体炭化水素で、常温・常圧では液体となる。
(画像はプレスリリースより)

東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20170508-01.html