販売子会社2社を通じて電力を小売り
イーレックスグループは、2016年4月の電力小売り完全自由化からの、低圧・家庭用電力申し込みの件数が6万件を突破したことを発表した。
同グループは、販売子会社のイーレックス・スパーク・マーケティング株式会社(以下、ESM社)、イーレックス・スパーク・エリアマーケティング株式会社(以下、ESAM社)を通じて、低圧需要家向けの電力小売りを行っている。
ESM社は販売代理店ネットワークおよびウェブ等、ESAM社は全国のLPG等販売会社を通じて販売活動を行い、両社ともに東北・関東・中部・近畿・中国・九州の各エリアを供給対象地域とし、四国については、2017年4月1日より供給を開始した。
同社グループでは、引き続き販売ネットワークの拡充や他業種との「共創」による新チャネルの展開を図っていく意向を示している。
バイオマス発電や余剰電力の買い取りなどで調達
イーレックスでは、電力の調達のために、自社所有のバイオマス発電所を国内で2カ所稼働させており、その発電規模・発電量は2016年で79,500キロワットとなっている。さらなるエネルギー供給を実現するために、新たに2つの発電所の建設を決定しており、2020年には計画中のものも含め350,000キロワット超となる見通しである。
また、同社は、こうした自社による発電の他、各企業の余剰電力の買い取り、電力トレーディング事業として日本卸電力取引所での電力購入によって、電力の調達をしており、ムダなコストを徹底的に排除しているため、より安い電気を安定的に供給している。
また、1000社を越える様々な業界のパートナー企業と共創しながら新しいエネルギーの仕組みを創り成長してきており、さらに、エネルギー業界にとどまらず他業界の企業とも提携し、常に新しいサービスを作り出す予定である。
(画像はイーレックスグループより)

イーレックスグループ
https://www.erex.co.jp/news/information/580/