福島県と長野県でのメガソーラー発電所共同事業を発表
インベナジー・ジャパン合同会社とSBエナジー株式会社は、大規模太陽光発電事業の開発、ファイナンス、建設および運営に関するパートナーシップを締結し、「クイーンズ太陽光発電所」と「小海高原太陽光発電所」の建設および運営を共同で実施すると発表した。
共同運営するのは、「クイーンズ・ソーラー・エナジー合同会社」と「小海高原ソーラー・エナジー合同会社」の2つの特別目的会社(SPC)で、 ともにインベナジー・ジャパンが60%、SBエナジーが40%を出資して2015年に設立していた。
なおインベナジー・ジャパンは、米国・シカゴに本社を置くInvenergy LLCの日本子会社で、同社とその関連会社は、米国と欧州で大規模な再生可能エネルギー他のクリーンエネルギーによる発電所および蓄電池設備の開発・保有・運転を行っている。
今後も両社で自然エネルギー発電所の建設と運営を推進
「クイーンズ太陽光発電所」は、福島県福島市松川町の約24万m2の土地に建設する、最大出力規模が約10.5MW、年間予想発電量が約1,026万kWh/年(一般家庭約2,850世帯分の年間電力消費量に相当)を見込む発電所となる。
また「小海高原太陽光発電所」は、長野県南佐久郡小海町の約18万m2の土地に建設する、最大出力規模が約10.4MW、年間予想発電量が約1,238万kWh/年(一般家庭約3,440世帯分の年間電力消費量に相当)を見込む発電所となる。
両発電所ともに、インベナジー・アセット・ホールディングス合同会社が所有している。
今回、日本国内における太陽光発電事業で豊富な実績を持つSBエナジーが、インベナジー・ジャパンの発電事業に共同参画することで、両社は今後も自然エネルギーの普及・拡大を目指し、太陽光発電や風力発電所などの自然エネルギー発電所の建設と運営を推進するとしている。
(画像はSBエナジー株式会社HPより)

SBエナジー株式会社 プレスリリース
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/pdf/