家庭用太陽光発電・蓄電システムを共同開発
長瀬産業株式会社と株式会社村田製作所は4月13日、家庭用太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステムを共同開発したと発表した。
2016年に電力小売自由化が始まるとともに、ZEH(ゼロエネルギー住宅)やスマートハウスの普及推進を政府が推進する中、エネルギーを見える化することで、「創る」「蓄える」「賢く使う」といった効率的なエネルギー活用への関心が高まっている。
そこで、長瀬産業と村田製作所は、家庭用太陽光発電とバッテリーを組み合わせた地産地消型システムとして、クラス最小・最軽量サイズの太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステム(コンパクトHEMSセット『エネイース』)を共同開発した。
コンパクトなシステムで低価格が特長
この特長は、クラス最小サイズ(容量28L)のハイブリッドパワーコンディショナーであるとともに、リチウムイオンバッテリーは小型軽量で壁掛け設置もできる。また停電時は、自立運転へと自動で切り替える機能がある。
さらに、発電・消費状態をスマホにてモニター表示できるとともに、システムに異常が発生した場合には、メールで通知するメールアラート機能もある。
両社では、このコンパクトなシステムを一般家庭向けに低価格で提供し、今後の普及を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

長瀬産業株式会社 プレスリリース
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