1,500V系パワーコンディショナで効率アップ
株式会社Looop(以下Looop)は、2017年3月31日にLooopが所有する太陽光発電所「春の木ソーラー発電所」と、GEパワーコンバージョン社の1,500V(ボルト)パワーコンディショナ「Lv5」を連係した。1,500Vのパワーコンディショナの導入は日本では初めてとなる。
1,500Vのパワーコンディショナ
今回導入したのは、フランスのパリに本社を置くGEパワーコンバージョン社の製品で、1,500V系の太陽光発電システムは、今、世界的に注目されている。
1,000V系の太陽光発電システムと比べて、設備の高効率化、建設コストの節約などが期待できる。
春の木ソーラー発電所
茨城県水戸市鯉淵町に建設され、3つの区画より構成される。全区画合わせたパネルの枚数は、およそ3万枚で、総発電量は8.8MW(メガワット)。一般家庭の年間使用量で言うと、2,500世帯分になる。売電収入は3.5億円を見込んでいる。
今回の件ではエリア(3)で、2台の1500V系パワーコンディショナが設置された。
また、水害などに対応するため、発電所の周辺には、木を植え、環境に配慮しつつ、防災機能にも優れた発電所となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Looop プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/126235